ビジネス実務法務検定試験®に合格する

資格試験情報の記載基準について

 当サイトの情報は、通常の資格試験情報サイトとは違い、あらゆる種類の資格試験を羅列し、試験情報や合格率などの提供はしていません。それは他のサイトが既に行なっているからです。当サイトは、この管理人が運営していることに意味を持たせるべく「管理人が合格した試験について」、「生の合格体験記(勉強方法等)」と、「合格時に使用した参考書」を記載すれば、受験者にとっては十分ではないか、と考えこのスタイルを採っています。資格試験同士の比較などは特に行なっておりませんのでご承知下さい。

 このサイトを参考にして、試験に合格してくだされば幸いです。

「ビジネス実務法務検定試験®」とは?

東京商工会議所 >> ビジネス実務法務検定試験®検定機関(公的資格)
 【 ※ビジネス実務法務検定試験®を行なっている団体。尚、ビジネス実務法務検定試験®は東商の商標登録である。 】


 ここでは、東京商工会議所が行なう、公的資格であるビジネス実務法務検定試験®3級について説明をします。従って3級以外の詳細は省略するので、気になる方は上記のリンク先で調べて下さい。

「ビジネス実務法務検定試験®」について

 試験について気になる疑問をピックアップ

  • 東京商工会議所主催の公的資格試験である。


  • 国籍・年齢関係なく誰でも受験可能。(但し1級は2級合格者のみ)


  • 検定試験は毎年7月・12月にある。試験日は日曜日。


  • 検定試験は学科のみ。


  • 検定試験の金額は、3級4200円・2級6300円・1級10500円


  • 試験合格後、試験結果が郵送される。


  • 合格者には、試験結果と共に合格証書(IDカードタイプ)が発行される。


  • 試験合格後、登録などの料金は一切発生しない。


 ※その他、ビジネス実務法務検定試験®3級についての疑問はメールにてお答えします。

管理人の合格体験記 (ビジネス実務法務検定試験®3級1ヶ月合格法)

 管理人は2007年7月1日に行なわれた試験に合格しました。勉強を始めたのは5月中旬からで、試験までは1ヶ月半程ありましたが、土日は完全オフで、勉強自体も身を入れてやっていたわけではないので、ちゃんとやれば1ヶ月で合格する力は付くと考え、1ヶ月合格法の話を進めます。

 本題に入る前に『ビジネス実務法務検定試験®』とは、どんな資格なのか。大まかなことは上記の通りです。ビジネスにおいて必要となる法律知識を問う試験です。東京商工会議所主催の公的資格検定であるため、業務独占資格ではなく、国家資格ほどのものでもなく、3級に限ってはしっかり勉強すれば誰もが取得できる資格と言えます。東京商工会議所(通称東商)は、日商簿記検定や珠算検定で知られる日本商工会議所(通称日商)の傘下団体ではありますが、他の道府県商工会議所と違い、様々な検定を主催しています。そして、東商主催の検定試験が格上げされると日商主催となります。このビジネス実務法務検定試験®(以下ビジ法検定)も、日商主催となることは夢ではなく、日商主催となれば簿記検定や珠算検定のように国民的検定試験の仲間入りを果たすことができるでしょう。(どうでもよいですが…w)

 さて、3級以外の詳細はここでは扱わないと書きましたが、3級以外にもちょっと触れてみます。まず東商が公開している受験者データから、各級の合格率について見てみます。3級の合格率はだいたい70〜80%です。高いです。10人受けたら7人は合格するという具合です。2級は20〜40%(ムラがあり運も必要w)、1級は10%前後となっています。受験者は全体を通して社会人の方が多いです。3級・2級は学生も目立ちますが、1級になると学生の割合は減ります。3級・2級の受験資格はありませんが、1級は2級合格者しか受験することができません。また、1級は論述試験が課され、1級に限って判例のついていない六法の持込みが許されています。学部試験を漂わせていますw これに対して3級・2級は論述はありませんし、六法の持込みも許されていません。試験形態は、語群問題や一問一答正誤判定、択一問題などバリエーション豊かです。

 次に具体的な勉強方法を説明します。ビジ法検定は非常に範囲が広いです。ビジネスにおいて必要な法律知識を問うということで、様々な法律について問われます。例えば民法・商法・会社法・有価証券法・製造物責任法・消費者保護法・特定商取引法・知的財産法・個人情報保護法などなどなど・・・しかし、こうした広範囲の勉強も効率よく行なっていけば楽々取得することが可能なのです。
 まず用意したのは公式問題集1冊です。これだけです。3級はこれだけで合格できます。この東商が発行している公式過去問題集を、とにかく解きます。同じく公式テキストというものがありますが、3級は必要ありません。もちろんわからない言葉や分野もありましたが、とにかく問題を解きます。そして間違えたものを必死に覚える。公式過去問題集の構成は、1冊の3分の1が反復練習用の問題集、3分の1がその解答解説、残りの3分の1が過去問題3回分とその解答解説という構成になっています。とにかくこの公式問題集を繰返し解いて知識を定着させていけば、合格は十分可能です。

 さて、3級の勉強方法はこんな感じで楽々合格できるのですが、人間というのは『欲の塊』でして初級資格に合格するとついつい上級資格にもチャレンジしたくなってきます。しかし仮に3級に合格し、2級にチャレンジしようとする場合は、上記のような3級の勉強方法では2級には合格できないと言われています。どういうことかと言いますと、2級の公式テキスト・公式問題集も当然ながらあり、普通はこれ(それぞれの受験級用)をやれば合格に達することになりますが、2級の内容は当然3級の内容も問われます。2級のテキストや問題集には3級でやる内容は省略されており、上記の3級受験用をただ覚えるだけの勉強では、理解することはできないので、結局3級の内容を飛ばした勉強になります。なので、3級合格後2級を目指すと言われる方は、上記の勉強方法はあまりオススメできません。ただ、3級に合格したいといわれる方でしたら、上記の勉強方法で十分合格できますので、ぜひチャレンジしてみて下さい。

管理人の使用参考書 (ビジネス実務法務検定試験®3級1ヶ月合格法)

 他人がどんな参考書を使用して合格したのかは、受験生誰もが気になるところです。ここでは管理人が試験合格時に使用した参考書を紹介します。

ビジネス実務法務検定試験3級問題集 2009年度版
 過去問題集は全ての資格試験に欠かせないものです。有名な国家資格などは様々な出版社から色々な参考書や問題集が出版されていますが、団体による公的資格などはその試験団体が出版している公式の物を利用した方が良いです。特にこのビジネス実務法務検定試験®は公式テキスト・問題集以外のもは数が少なく、現段階では公式テキスト・問題集を使う以外に近道はありません。これは3級だけではなく他の各級にも言えることです。但し2級は、中央経済社などから、サブテキストみたいなのが出版されている為、参考にしてみても良さそうです。
※最新版と管理人使用書籍では表紙デザインが異なりますが、同タイトル・同発行元の新刊版となっております。



 管理人はこの1冊で合格できました。ビジ法は公式の物を使用した方が良いと良いと書きましたが、何より自分に最適なものを選ぶことが合格への近道です。書店で中身を確認して、管理人のアドバイスが為になりそうだったら、ぜひこのページから買って下さいw Amazonさんで1500円以上の購入で送料無料です。


合格証書(カードタイプ)と使用参考書

その他おすすめ参考書

まとめ (ビジネス実務法務検定試験®3級1ヶ月合格法)

 いかがでしたか。合格時の管理人の様子から、合格方法を導き出すことは出来ましたか? 必死に毎日頑張れば1ヶ月を更に短縮できるかもしれません。とにかく問題集を毎日解き続け、あとは休日などを利用して過去問題を模試代わりに繰り返し解き、知識の定着を図れば万全です。量は多ければ多いほどいいですがとにかく毎日やることを心がけて下さい。過去問題集に慣れたら1週間で2順は可能となるでしょう。合格目指して頑張って下さい。


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