ボイラー技士試験 概要
資格区分 国家資格
受験資格 特級
・1級合格者など

1級
・2級合格者など

2級
 イ.実地修習…事業者(会社)等が実地修習計画を樹立し、あらかじめ各都道府県労働局長に提出して行う特別のもの。

 ロ.実技講習…都道府県労働局長が登録(指定)した団体が行う講習で、修了者には実技講習修了証が交付されます。

 ハ.実技教習…都道府県労働局長が登録(指定)した教育機関が行う運転実技教習で、所定の課程修了者には修了証が交付されます。

 二.技能講習…都道府県労働局長が登録(指定)した団体が行う特定の資格を得るための講習で、修了者には修了証が交付されます。
   管理人は「二.技能講習」を修了して受験資格を得ました。お値段18,000円なり
試験日(合格発表) 特級:年一回
1級:月1回程度
2級:月1〜2回(地域により異なる)
試験会場 全国の各安全衛生技術センター
試験科目 ・ボイラーの構造に関する知識
・ボイラーの取扱い
・燃料及び燃焼
・関係法令
受験料 8300円
問い合わせ先  財団法人 安全衛生技術試験協会
 ボイラー技士 情報
ボイラーについて  ボイラーとは何か知っていますか?家庭の暖房は電気です。しかし病院・デパート・ビルの暖房・給湯設備には「ボイラー」が使われています。簡単に言いますと、燃料を使って水を沸かす機械です。通常、水の沸点は100℃なので、どんなに熱源の温度を上げても水温はそれ以上上がりません。そこでボイラーの登場です。ボイラーを使用して水を沸かすとだいたい120〜130℃くらいまで上がります。ボイラーは「圧力」と「熱」を利用して水を温める機械なのです。

 従ってボイラー技士は「圧力と熱を利用して水を温める機械を操作する人」となるわけです。またボイラー技士には、2級ボイラー技士,1級ボイラー技士,特級ボイラー技士があり、それぞれの階級によって扱えるボイラーの規模が異なります。例を言いますと、2級ボイラー技士は中小企業、1級ボイラー技士は大企業、特級ボイラー技士は火力発電所くらいのレベルの違いと感じていただければ良いです。そして制度が緩和され、2級ボイラー技士に合格した人は、1級ボイラー技士を。1級ボイラー技士を合格した人は特級ボイラー技士を受験することが可能となりました。但し、2級合格後1級を受験して合格しても、2級ボイラー技士としての実務経験がないと1級ボイラー技士の資格は取得できないので注意が必要です。

 ボイラーは高温の熱と強力な圧力を使用する機械です。なのでその内部には膨大なエネルギーを持っており、保守管理や運転管理を誤ると、破裂や爆発等の重大な事故を引き起こしかねません。このような重大事故の防止には、「ボイラー技士」という専門知識を持った人、すなわち資格試験に合格したボイラー技士がしっかりと、ボイラーの安全な管理を行なわければなりません。これがボイラー技士の務めです。

難易度について  合格率は特級が30%前後、1級が40%前後、2級が50%程度。
合格率からもわかるように、1級、2級に関しては難易度はさほど高くない。
スクールもあるようだが独学での受験者が多いようだ。

ボイラー技士2級の取得には日本ボイラー協会が行うボイラー実技講習を受講し受験する方が多い。(各都道府県で開催されています)
目安と詳細は管理人アドバイスを参照して下さい。試験には裏があります。

収入について  企業、会社によって様々ですが上位資格の場合資格手当てが出るところもあるようです。

将来性について  ボイラーに変わるものとして、燃料を使わなく簡単に扱える電気系の機械へ変わってきています。ボイラーの管理自体は労働作業ではないのですが、事故がおきれば大惨事を招きかねないので、需要は横ばいといったところだと思います。

就職について  職場としてはビルを管理する会社ホテル、病院や温泉、銭湯施設などです。特級を取得すれば、電力会社の火力発電所への就職も夢ではありません。また労働安全センターのヘッドハンティングを受けることもあるそうです。

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